プレキャストコンクリートの設計・製造・施工メーカー、コンクリート二次製品(ボックスカルバート・擁壁・水路等)、PC橋、シェッド、梁、柱、床版|昭和コンクリート工業㈱

技術情報

開発技術

スーパーワイドボックス(SWB)

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開発の経緯・目的
開発の経緯・目的

平成14年に『鉄道・道路等が河川を渡河するために設置する函渠の構造上の基準』が国土交通省河川局より通達されたのを機に、小規模河川において橋梁と比較し経済的に優位性を発揮できるボックスカルバートが重要視されるようになりました。

当社は、これまでのプレストレストコンクリート橋梁技術を活用し、大断面プレキャストボックスカルバート「スーパーワイドボックス(SWB)」を開発しました。スーパーワイドボックス(SWB)は、頂版部と側壁部にプレキャスト部材を用い、底版部を現場打ちコンクリートで完成させる、内空幅13mまでを規格化した超大型の分割ボックスカルバートです。

スーパーワイドボックス(SWB)の特徴
頂版・側壁にPRC構造を採用

内空幅が長大化するにつれて、プレキャスト頂版部材は自重が大きくなります。従来のプレキャストボックスカルバートはRC構造であり、内空幅が10mを越えるあたりから運搬が困難になるため、プレキャスト部材として規格化されていませんでした。これに対し、スーパーワイドボックス(SWB)の頂版部材は、橋梁と同じように断面力に応じたPC鋼材配置を採用することで、部材の薄肉化と軽量化を実現。運搬上の問題をクリアしました。

頂版・側壁にPRC構造を採用

側壁部にはプレキャスト部材同士の接合目地が発生します。同時にこの接合目地には、構造性能と経済性との両立が求められます。そこで、高力ボルト接合の他、PC鋼棒を用いた接合方法を想定し、曲げ載荷試験を実施しました。
これにより、連続部材と同等の挙動を示すPC鋼材による接合方法を採用するに至りました。

頂版・側壁にPRC構造を採用

側壁接合部の曲げ載荷試験

頂版・側壁にPRC構造を採用

荷重たわみ関係グラフ

施工手順を考慮した断面力を算出

PC鋼材を配置した部材には、死荷重や活荷重に加え、プレストレスによる断面力が作用します。このため、部材には各構造系を忠実に再現した断面力算出が求められます。

スーパーワイドボックス(SWB)では、プレキャスト部材が工場出荷時から供用開始後まで置かれる環境を一つずつ想定し、それぞれに対し構造解析を実施しています。
プレキャストという製造上の優位性に加え、設計の面からも品質確保に努めています。

施工手順を考慮した断面力を算出

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実大載荷試験の実施
実大載荷試験の実施

スーパーワイドボックス(SWB)の施工完了後の構造性能を確認することを目的として、実大載荷試験を揖斐川工場にて実施しました。

実大載荷試験では、“コンクリートひずみ”や“ひび割れ幅”を随時計測しながら設計値と比較し、十分な耐力を有することを確認しています。

小規模橋梁に対する優位性

スーパーワイドボックス(SWB)は小規模橋梁と比較し、多くの優位性を有しています。
※現場条件により比較値が変わる場合があります。

小規模橋梁に対する優位性

特殊構造への適用

スーパーワイドボックス(SWB)は、プレキャスト部材を組み合わせて構造物を構築するため、自由度が高く、さまざまな構造形式に対応できます。

特殊構造への適用

パンフレットダウンロード

パンフレットがダウンロードできます。
(1182KB)

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