頂版分割門型スーパーワイドボックスカルバート

内空幅13.3mの超大型カルバートを
プレキャスト化

実績DATA

発注者

東日本高速道路(株)

工事名

常磐自動車道岩沼工事門形カルバート(亘理8)

施工者

大成建設(株)

施工地

宮城県亘理郡渡町(弊社施工分:亘理8)

工期

令和元年7月22日~令和元年9月30日

工事内容

プレキャスト部材による門形カルバートの組立・据付

工事規模

頂版分割門形スーパーワイドボックスカルバート(B13300×H3750)
総延長14.0m(X14函体) 頂版部材 32.088t
側壁部材 8.355t 48.800t/函体

 

本物件は常磐道拡幅工事として、既設の盛土道路アンダーパスのボックスカルバートを延長する工事で、工期短縮のためプレキャスト化が求められました。また、底版部に既設構造物が埋設されていたこと、施工中の車両通行確保のため門型カルバート構造となりました。NEXCO設計要領では門型構造には「ストラットを設ける事」と記載がありますが、本物件では杭基礎と一体構造の門型とすることでストラットを省略することが可能となりました。
新設する門型カルバートは既設ボックスカルバートとすりつけるため内空幅13.3mかつ89°の斜角形状が求められました。頂版部材は重量による運搬制限により一体型での設計が不可能であったことから、頂版部材を3分割し、PC鋼材によってPC接合する構造としました。斜角を有する上にPC接合による部材変位も発生する事が予測されるなど、頂版を円滑に設置する為には多くの課題がありました。これに対し、設計段階から製造、施工にいたるまで誤差を限りなく少なくするための各種工夫を凝らすことで円滑な施工を実現しました。

門形カルバート+頂版一体施工で
内部道路の交通規制を最小化

本現場では、側壁部は既設道路を供用(部分規制)しながら施工を実施し、頂版部材は昼間に接合一体化した部材を夜間に急速施工しました。 これにより、既設道路の交通規制を最小化しました。

プレキャスト製品による施工スピード向上(現場打ちボックスカルバートに対し型枠工、鉄筋工、養生工等が大幅に低減)だけでなく、さらにカルバート構造や接合方法、部材組み立てのタイミング等を考慮、最適化することで、工事に伴う周辺環境への影響を大幅に低減することが可能となります。施工に伴う制限が多い現場において特に有効な工法です。

門形カルバート施工イメージ

周辺環境への影響が少なく
効率的で安全な施工を実現

01.現場打基礎部

02.側壁部材設置

03.頂版部材組立

04.頂版部材緊張

05.頂版部材架設

06.完成

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